問題解説〜時間を求める〜

あなたが数学の問題を

解いている時

兄と弟の問題を見たことは

ありませんか。

 

「弟が先に家を出て

後から兄が追いかけてくる」

ような問題です。

 

今回はその問題と

同じ系統の問題を解説します。

 

今まで

 

ややこしくて解きづらい

状況が整理できなくて解けない

 

と感じていたなら

今回のやり方を

真似てみてください。

 

今回のレシピ

すれ違う時間

〜2箇所からの出発〜

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難易度:星4つ(最大5つ)

所要時間:15分

 

材料(必要な知識)

 

  • 道のり、時間、速さの関係

     (時間)×(速さ)=(道のり)

 

     代入法と加減法

 

  • 時間の分数表示

     例.3分の1(分)は20秒

 

作り方(解き方)

 

1.問題文から状況を整理する。

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2.道のりと速さから時間を

   求めて、A君が

   駅に着く時間を求める。

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3.グラフを使ってA君の状況を

   整理する。

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4.兄の状況をグラフに書き込み

   兄のグラフの式を求める。

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5.手順4で求めたグラフの式と

   A君のグラフの式を使って

   交点(2人がすれ違った時間)を

   求める。

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6.妹の状況をグラフに書き込み

   妹がA君とすれ違う時間から

   交点の座標を求め

   妹のグラフの式を求める。

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7.手順6で求めた式から

   妹が家に着いた時間を

   求める。

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ポイント•アドバイス

 

•今回は数字が綺麗では

 ないので上手くいきませんが

 数字が綺麗だとグラフだけで

 全て求まるものもあるので

 

 問題にグラフが付いていたら

 どんどん使って行きましょう。

 

•(2)の問題でいきなり秒が

 出てきますが難しく考えず

 とにかく時間を

 求めてください。

 

 そうすれば

 最後の結果で分数が

 出てくるので

 

 そこで考える時間を

 使いましょう。

 

参考文献

中学校数学学習サイト

https://math.005net.com/2/daiya1.php